薬剤師の求人・転職サイト「薬剤師カンチが教える!薬剤師求人サイト転職成功術!」を公開

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2015年10月に、個人事業から法人化したということで、「法人化記念 サイト公開」をしたいと思います。ちなみに今回紹介するサイトはガチガチのアフィリエイトサイトです。

 

薬剤師カンチが教える!薬剤師求人サイト転職成功術!

 

「こんなサイト作りました。」で終わりでは面白くないかなと思い、作成するに当たってしたことや、今していることを公開できる範囲で紹介したいと思います。

はじめに

このサイトは2015年の4月くらいから、時間を見つけては少しずつ作り上げてきたサイトです。初めから「ビッグキーワードを狙う」つもりで、どの案件にするのか色々選択肢はあったわけですが、「薬剤師案件」にすることにしました。

薬剤師案件を選んだのは、報酬単価の高い案件をあまり扱ってこなかったため「報酬単価の高い案件」に挑戦してみたいということが一番の理由です。

弊社が運営するサイトは1件当たりの獲得単価が高いものはあまりありません。今までは「報酬の低いもの数多く取る」というスタンスでした。これは数多く取ることが安心にも繋がっていたためです。報酬が0という日はまずありません。

一方、私の中での固定観念かもしれませんが、「報酬が高い案件は成約しにくい」という思いが頭の片隅にあり、真剣に取り組んできませんでした。

ただやってみなければ分からないし、そういった思いから脱却するためにも、報酬が高く、尚且つ、競合が多いキーワードを狙ってみることにしました。その結果選んだのが「薬剤師転職求人案件」だったわけです。

ただサイトを作成する前から苦戦は百も承知だったのですが、正直、ここまで苦労するとは思ってもみませんでした・・・。そしてその苦労は今も続いています。

サイトを作成する上で影響を受けたサイト・人物

今回のサイトを作成するにあたり影響を受けたサイトや人物をまずは紹介したいと思います。

まずは「キャッシング超入門!【ゼニエモンが徹底解説!】」です。運営者のヒデさんには勉強会で何度かお会いしたことがあるのですが(覚えてらっしゃるか不安ですが・・・)、このサイトを初めて見たときの感想は「凄すぎでしょ・・・」でした。

次に「清水さん家のウォーターサーバー生活 ~ 口コミ・比較・ランキング」です。やはり勉強会で何度かご一緒したことがあるゼミ長さんの運営サイトです。このサイトを見たときの印象は「凄すぎでしょagain・・・」でした。

最後に「薬剤師ネット」です。SEO業界でも有名なWEBライダーが作成しているサイトとして有名です。薬剤師関連のキーワードで検索すれば嫌でも目につきます。

ヒデさんのサイトも、ゼミ長さんのサイトも作り込み系のサイトです。私もサイトを作り込む方なので、そういった面で共感したのとともに影響を強く受け、今回のサイトの作成のきっかけとなりました。

作成するにあたりした3つのこと

まず、サイトを作成するにあたり大きく分けて3つの事を行いました。

キーワードを決める

まず「狙うキーワードを決めました」。狙うキーワードを決めることは、サイトを作成する上で重要なことの1つでもあります。慎重に選ぶ必要があります。

ゆっくりじっくりやっていこうと考えていたため、ビックキーワードである「薬剤師 求人」「薬剤師 転職」というキーワードを狙うことにしました。

ライバルサイトのチェック

狙うキーワードを決めたところで、次に「どのようなライバルサイトがあるのか?」を調べることにしました。

予想していたことですが、上位にはほとんど公式サイトが入っていました。今までの経験上、公式サイトを抜くのはかなり厳しいことが分かっていたため、サイト構築の方法や集客の仕方を、単にビックキーワードを狙う方針から、ビックキーワードを最終的には狙うけど、まずは様々なキーワードで薄く広く拾っていこうと考えるようになりました。つまりロングテールキーワード狙いです。

マインドマップの作成

次にマインドマップを作成しました

私は大きなサイトを作成するときには必ずマインドマップを作成します。その方が頭の中が整理されますし、サイト自体も整理しながら作ることができます。また作成中に進行状況が分かるといったメリットがあります。

マインドマップの作り方は人それぞれだとは思うのですが、私の場合、「5W1H」を基本として考えていくようにしています。

  • Who(誰が)
  • What(何を)
  • When(いつ)
  • Where(どこで)
  • Why(なぜ)

ここにhow(どのように) which(どちら)も加えていきます。

これらの要素を基本としてマインドマップを作っていくと、どんどん枝分かれしていき、自分が作りたいと思っているサイトは恐ろしくページ数が必要なサイトであることが判明しました。ページ数にして大体900ページほどです。

サイト構築のための7つの方向性

サイト構築を始める前の段階で、狙っているキーワードで上位表示をしているサイトをチェックしましたが、「かなりきつい戦いになる」ということは分かっていました。正面切って公式サイトと戦っても勝ち目はありません。なぜなら公式サイトは多額の予算を投じてサイトを制作しているためです。

複数の人間がサイト制作に関わっていることでしょう。基本こちらは1人です。ページ数を増やすとしても圧倒的に不利です。

そこで、初めは「薬剤師 求人」「薬剤師 転職」といったビックキーワードでの上位表示を考えていたのですが、ロングテールキーワード狙いをメインとすることにしました

それとともに、サイト構築する上での方向性を決めました。それが以下の7つです。

  1. 「方向性その1」体験談を軸とする
  2. 「方向性その2」業界の「言葉」や「道具」の紹介
  3. 「方向性その3」文字数とページ数を多めにする
  4. 「方向性その4」キャラを設定
  5. 「方向性その5」スマホ対策
  6. 「方向性その6」地域名を含めたキーワードを狙う
  7. 「方向性その7」SNSを活用する

方向性その1 体験談を軸とする

まず方向性として考えたのは、「体験談を軸とするサイト」ということです。

私自身、薬剤師の国家資格を持っているわけでもないし、その仕事に関して知識があるわけでもありません。しかし適当にコンテンツを作ってはユーザーのためにはなりませんし、なにより自分のポリシーに反します。

そこで、色々な人脈を辿り、実際に薬剤師として働いている方や、元々薬剤師として働いていた方にコンタクトを取り、インタビューをすることにしました。

インタビューしたことを記事としてまとめれば、正真正銘のオリジナルコンテンツとなります。オリジナルコンテンツを大量に投入することで、検索エンジンからの評価を高めようと考えたのです。

方向性その2 業界の「言葉」や「道具」の紹介

「その業界でしか使わない言葉」「その業界でしか使わない道具」というのは、どの業界にでもあるものです。薬剤師の業界にも当然あります。しかし、それらを説明しているサイトが比較的少ないと初めの調査段階で分かりました。

それらの「言葉」「道具」で検索してくるユーザーは、おのずと「その業界に関わりのある人」、つまり今回の場合では「薬剤師である可能性が高い」ということで、「言葉」「道具」の紹介ページを作成することを考えました。

方向性その3 文字数とページ数を多めにする

今まで1ページ約1000文字程度を目安にしてきました。その目安を1段階上げ、「2000文字をベース」とすることにしました。

なので、今までは5000文字くらいの記事を作成したときには、1つのカテゴリーを設け、その中に1000文字×5記事と言った具合に分割し、少しでもページ数を稼いでいたわけですが、それを下手に分割しないようにしたのです。

ただし、あまりにも長い文章ではユーザーとしては読む気が薄れてしまい、直帰率、離脱率を高めてしまうと考えたため、簡潔にページ内容が分かるよう、ページ上部に「目次」を設けることとしました。

とは言え、1ページ当たりどうしても文章的に短くなってしまうと言ったことはあります。今回の場合ですと「薬剤師の使う言葉や道具」の場合、2000文字はなかなか書けるものではありません。そういった時には変にダラダラ文字数を稼ぐことはせず、多少文字数が少なくても良しとしました。

方向性その4 キャラを設定

最近結構流行っている「サイトのキャラ」を設定することにしました。

「文字ばかりのサイトよりも少しは親しみが持てるかな?」

という程度の考えでやってみることにしました。それと同じくして「キャラ同士の対話コンテンツ」も作成することにしました。これにより、「1つはまともに書いた記事」、もう1つは「キャラ同士がそのコンテンツについて話し合う記事」ということで、1つ記事を書くことで2つの記事を作成することができる為、ページボリュームがアップすると考えました。

対話文形式のページ⇒薬剤師カンチの転職相談所 -薬剤師が知らなきゃ損する転職ノウハウ-

 

方向性その5 スマホ対策

これだけスマホが普及してきて、スマホユーザーが多くなってしまっては「サイトのスマホ対応」は重要視しなければならないことだと考えました。

私がこれまでサイトをスマホ対応させる方法としては2つありました。1つは「パソコン用のサイトを作り、それをベースに別ファイルとしてスマホサイトを作成する」。もう1つは「レスポンシブデザインを採用する」。このどちらかでした。

今回の場合は、ページ数が多くなるという予想が初めから立っていたため、なるべく手間がかからない「レスポンシブデザイン」を採用することにしました。

方向性その6 地域名を含めたキーワードを狙う

「ページ数を増やす」ことと「ロングテールキーワード」を狙うと言った両方を実現させるために、試しに「地域名+薬剤師+求人」と言った感じのページを下層に作成することにしました。ただし、日本全国の地域を網羅していては、作業に終わりが見えなさすぎるため、手始めとして「静岡県」「岐阜県」「愛知県」の3県で実験してみることにしました。

 

方向性その7 SNSを活用する

ただサイトを作っても、誰にも見てもらえなければ意味がありません。そのため、露出を増やす必要があると考えました。そうなると一番に思いつくのは「SNS」です。そのため、Facebookには専用ページを構築し、Twitterにも公式アカウントを作成しました。

ただし、SNSは露出を増やす面では非常に効果的な手法ではあるのですが、それぞれの媒体を育てるためにはノウハウと労力が必要です。実際、そこまで手がなかなか回らないため、時間が空いた時に、少しずつ投稿する程度にし、反応次第で力を入れて行こうと考えました。

途中経過とこれからの目標

サイトを作成し始めて半年を過ぎたわけですが、以下ではここまでの結果をまとめてみました。一応前提としてお断りしておきますが、あくまでも途中経過です。

「方向性その1」の途中経過 体験談を軸とする

体験談を掲載したことは良かったと思います。ただ、まだまだ体験談の効果が発揮できていないと思います。

体験談とは、「ユーザーが自分と重ねるもの、共感するもの」です。ユーザーは1人1人、生活する環境や職場環境、考え方が異なります。そのため、なるべく多くのユーザーに共感してもらうためには、多くの体験談を集める必要があります。

そのためにも、もっともっと多くの体験談を集める必要があると思いました。

年齢、性別、家庭環境、子供の年齢、介護の有無、転職回数、転職動機などなど。これらに付随する体験談はあればあるほど良いと思います。

「方向性その2」の途中経過 業界の「言葉」や「道具」の紹介

これは正直、「良し悪し」です。

薬剤師業界の言葉や道具について説明しているサイトが少ないため、それらの記事を書けば比較的上位表示されやすくなります。そのため実際アクセスは増えました。

しかし、「言葉」「道具」で下手に上位表示されてしまっているため、検索エンジンからは「これは薬剤師の言葉や道具のサイトだな」と思われる可能性も出てきてしまうのです。つまり本当に狙いたいキーワードでは上位表示しにくくなると言った可能性があります。

この辺りはSEO的な話となりますが、検索エンジンは専門性の高いコンテンツを評価していると考えています。そのため、今回のサイトが「言葉」「道具」の専門性が高いと検索エンジンに判断されてしまうと、「求人」「転職」の面では、不利に働く可能性があるのでは?と思うのです。あくまでも推測(経験則)の話です。

とはいえ、薬剤師関連の「言葉」「道具」でアクセスしてくるユーザーは薬剤師である可能性が高いため、無駄ではないと考えます。今後の検討材料です。

「方向性その3」の途中経過 文字数とページ数を多めにする

しばらくして思ったのですが、やはり文字数が多いと読みづらいです。特にスマホで見たときには物凄く縦に長くなります。

文字数を多くし内容を充実させ、その結果、検索エンジンの評価を高めたとしても、その結果としてユーザーに「文章長っ!読むの面倒!」と思われてしまってはいけません。

そのため、「目次」を設けたことは良かったと思います。また、それでも文字だらけではユーザーを飽きさせてしまいます。ということで主要なコンテンツから優先して「画像」を入れることにしました。

これだけでも「文章を読んでいるときの箸休め」ができるようになり、文章が読みやすくなったかと思います。

「方向性その4」の途中経過 キャラを設定

キャラ同士の対話文のコンテンツを作成するときは、違った気持で作成できるため気分転換としては良いです。

ただ相当大変な作業となります

対話文のコンテンツを作る場合には、「キャラのセリフとその時の感情、そして感情」をマッチさせる必要があります。

キャラの表情パターンは1キャラに対して全部で6タイプ。この中で適切だと思う表情を使い分ける必要があり、何度も何度も修正をしていくことで、セリフと感情、表情がマッチするのです。そのマッチさせる作業と、キャラの言葉遣いなどに気を使う必要があります。

また、しっかりと制作者が内容を理解していないと、訳の分からない会話になってしまいます。そして、労力の割にキャラの対話文のページはアクセスがほとんどありません。これは今後の課題です。

「方向性その5」の途中経過 スマホ対策

やはりスマホからのユーザーは多いです。そのためスマホ対策はしておいてよかったと思います。

ただし、「スマホユーザーにとって使いやすいサイト構造になっているのか?」という点では、自分自身でも疑問がある状態です。

私が考えるスマホユーザーのための施策は「直感的に操作できる」事だと思っています。ネットマーケティングにおいては全般的に言えることだとは思うのですが、ユーザーにあまり考えさせてはいけないと思うのです。

直感的に「このサイト使いやすいな。分かりやすいな。自分の求める情報に辿りつけるな。」という感じにしないといけないと思っています。

ここで1つの問題が発生しました。

「検索エンジンに対しては長い文章を提供したい。でも見た目が・・・。」

ということです。見た目をどうこう言えるほど、デザインに凝っているサイトではないのですが、例えばTOPページに大量のテキストを挿入しているサイトを見たことがあると思うのですが、私としてはあの作りがちょっと苦手です。でも、経験則ですが、テキストがないと検索エンジンに上手く評価してもらえない可能性があります。

そこで無理やりTOPページにテキストを挿入していきました。検索エンジンに評価してもらえなければ意味がありませんからね。さらに、各ページへクローラーを回す目的で内部リンクを多めに設置しました。しかし、結果としてゴチャゴチャしてしまいました。

そのため、少しでもスッキリさせるために一部「アコーディオンメニュー」を採用することにしました。パソコンでもスマホでも、「もっと詳しく」というボタンを押すとメニューが開くようにしたのです。

ソース上ではテキストが入っています。しかし、サイト上ではメニューが隠れています。これによりクローラーを回すことができ、ユーザーにはスッキリとした見栄えになったかなと思います。

「方向性その6」の途中経過 地域名を含めたキーワードを狙う

今の所、期待はずれです。上位表示しているページも多いのですが、アクセス自体がほとんどありません。(※地域名のページは別解析にしてあります)

そのため、解決策として考えられるのは、更にドメイン自体の力を強めるか、もしくは、一般的なアフィリエイトの方法として、「地域名+薬剤師+求人」といったキーワードで別ドメインでサイトを作成するか、PPCで集客する方が効果的かもしれません。

ただし、PPCの場合、薬剤師案件は特にキーワード入札単価が相当高くなると思われるので、しっかりと計画を立てしっかり運用しないと「PPC貧乏」になってしまうことは目に見えています。

「方向性その7」の途中経過 SNSを活用する

やはりなかなかSNSは活用しきれていません。

問題点は、「時間の確保ができない」ということです。SNSで人気を得たり、注目されたりするためには、サイトを作る、そして運営するのと同じくらい、もしくはそれ以上の労力が必要となってきます。
このようなこともあり、マンパワーが今後の課題となってきます。

まだまだこれから

「site:https://yakuzaishi-work.net/」で検索してもらうと分かるのですが、このサイトは「約290件」検索エンジンにインデックスされています。私がサイトを作成する当初、「約900ページ」を目標としました。まだ3分の1程度の記事数です。

まだまだです。

別に当初立てた計画通りにする必要はないのですが、法人化一発目のサイトですので、ゆっくりでも進めていきたいと思っています。

そのため今後の課題は以下の通りです。

  1. 記事をどんどん追加していく
  2. 修正、追記も気づいたら積極的にしていく
  3. 体験談をもっと集める
  4. マンパワーを増やす(現在基本1人作業・・・。)

正直どれも、サイトを運営していく上では必要なことですよね。ただ「非常に面倒な作業」です。でも、アフィリエイトってそんなものだと思うのです。たまにラッキーパンチのように「え?こんなので報酬発生するの?」ということもあるのはあるのですが、私の場合は地道な作業をしたサイトが、長い間安定的に収益を上げています。

それが私のスタイルだと思っています。なので、地道に泥臭く作業をするしかないと思っています。

ASPから沢山連絡が来る

このサイトの運営歴が半年を過ぎたくらいから、年中、色々なASPから連絡が来るようになりました。お決まりの「弊社の広告を掲載してくれませんか?」といったものです。それだけ目に付くようになってきたということで嬉しくはあるのですが、基本断っています。

一応、サイト内でおススメの薬剤師転職サイトを紹介しているのですが、これは根拠があっておススメとしています。薬剤師さんにインタビューしたときに聞いたことや、自分が色々調べたことを元にしておススメとしています。

そのため、いくらASPからお願いされても、なかなか首を縦に振れないのが現状です。

ただ、ASPからの連絡で思いもよらないことが起こりました。

初めは薬剤師案件の広告掲載依頼の営業電話が来ました。丁重にお断りをさせていただき、「他にどんなサイトを運営されているのでしょうか?」という質問に、「こんなのやあんなの」なんて答えていたら、ちょうどその営業さんが担当している案件がマッチしたのです。

「条件次第では掲載させていただきます。」という返事をさせてもらったら、なかなか良い条件を提示してくれ、結果として収入がアップすることとなりました。

もしこのサイトを運営していなかったら、このASPと繋がることはなかったのかもしれないと思うと、運営していて良かったのかもと思います。

アクセスはある でも・・・

初めから少し予想していたことですが、薬剤師の転職案件は報酬単価は高いのですが、全然取れません。面白いくらいに取れません。笑ってしまうくらいに取れません

他に収益を上げているサイトがなかったら、こんなにも成果の上がらないサイトを作成し続けることは絶対にない!と言うほど取れません。

薬剤師の転職サイトが取れない理由は明確なものとしていくつかあります。

確かに、薬剤師は離職率が高めであり転職をする業種ではあるのですが、薬剤師不足のこのご時世、「働いている薬剤師に離職してもらいたくない、もしくは入職してきた薬剤師を繋ぎとめておきたい」という経営側の強い思いがあり、待遇がかなり良いのです。給与も労働条件も良いのです。そのため、「辞める薬剤師が少ない」のです。

一方で、「既に有名な転職サイトを薬剤師は知っているため、そこに直接登録してしまう。」と言ったものです。いきなり公式サイトに行くということですね。

「え?看護師求人と同じくらい取れるんじゃないの?」

そう思っている方。大きな間違いです。まぁ、半年前の私ですが・・・。看護師の方が仕事内容がハードで転職する人が多いようです。そしてそもそも看護師全体の人数が多いです。そのため、件数は取りやすいかもしれません。

Wikipedia情報ですが、3年前の2012年の看護師の人数は「1,015,744人」、一方薬剤師の人数は「280,052人」ということです。看護師の方が約3.6倍ほど人数が多いです。単純に考えて、看護師の転職サイトの方が3.6倍多くの成果を残せます。

そこに「看護師と薬剤師の仕事の環境」と言った大きな要因を加味すると、更に倍率が広がるかと思います。サイトを作成して分かったことですが、看護師の方が薬剤師と比べ仕事内容がハードになりやすいことが原因のようです。

このような状況のため、薬剤師転職系の案件は厳しいです。少なくても私のやり方では・・・。

「ページの見せ方を変えれば取れるようになるんじゃないの?」

そういった意見も聞かれることでしょう。でも私の経験則から言うと、確かにページの見せ方は重要であり、コンバージョン率が変わってくることがあるのですが、ある程度、作り込んだサイトであれば、需要がある限り少なからず成約すると思っています。

それがこのサイトの場合だと、「アクセスはあるが全く決まらない」と言った状況になっています。もしこのようなことが半年前に分かっていたら、この分野に手を出すことはなかったかもしれません。そう思うくらい決まりません。つまり需要の面から考えると、他の案件よりも少ないと言わざるを得ません。

今後の予定

今回公開しているサイトは、法人化して一発目に力を入れて作ったサイトです。そのため、成果が当初考えていたようには上がっていませんが、少しずつ大きくして行こうかと思っています。

本当は、時間をかけても思ったような成果を残せないサイトはビジネス的に考えると注力できないものですが、まだまだ改善の余地はあると思うし、いくつも自分の中では判明しています。

その辺りを修正していき、それでも今のような状況が続くようならば、他の案件に注力していこうかなと考えています。

アクセスの推移と売り上げ公開を予定

ここまで、弊社が半年以上をかけて、作成してきたサイトの製作工程を紹介してきました。細々したテクニックを様々な箇所で使っていたりはするのですが、大まかには紹介した感じです。

「半年の時間をかけて、そのページ数で、そんな工程を踏んで来たら実際どのくらいのアクセスがあって、どのくらいの報酬になるの?」

そう思われる方もいるかと思います。

そのため、需要があるようでしたら、「アクセスの推移と売り上げ」「サイトの構造」の紹介を別の記事としてアップしたいと思っています。

需要がないようでしたら・・・この記事で終了です・・・。

需要のあるなしの判断は「アクセス解析」「SNSの反応(いいねの数、リツイート数、ブックマークの数)」などを見て判断したいと思っています。

「アクセスの推移と売り上げ」

アクセス解析を入れ始めたのは8月くらいです。そこから11月末までのユニーク数とページビュー数、それに対する売り上げまでを紹介したいと思います。

「サイトの構造」

このサイトはWPで作成しているわけですが、どのようなプラグインを入れ、内部的にはどのような施策(例えば条件分岐)を使っているのかを紹介したいと思います。

       
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