30代後半の薬剤師のキャリアアップとは

   
30代も後半になってくると他職種への転職は難しく、病院やメーカーなどへ初めて転職することは、ほとんど不可能というほどになってきます。またある程度のキャリアを積んで収入が上がっている場合には、転職で収入アップを期待することは難しいでしょう。

このような30代後半の薬剤師がさらなるキャリアアップをする方法としては大きく分けて2つあります。


●このページの目次


1.やり方1つでキャリアアップはできる

1つ目は、マネージャーからさらに昇進して本部の仕事をするという方法です。本部の仕事と一口に言っても教育を中心に行う部署や、在宅医療を中心に行う部署など様々です。どういった仕事がしたいかを明確にして、自分のキャリアプランにあった職場を探したり必要なスキルを身につけることは30代後半であっても有効な方法です。

実際に私が一緒に働いた人の中でも本部のマネジメント業務がしたいからといって大手の調剤薬局で学んだ後、もう少し小規模な調剤薬局の会社に入社してマネジメント業務をしていた人もいましたし、漢方メーカーのMRだった経験を活かして漢方を専門に行なっている調剤薬局の教育を行う部署に入社した人もいました。

このように、30代後半の薬剤師は知識も経験も身に付いているため、やり方1つで、キャリアアップをすることができます。

2.薬剤師としてのスキルを磨く

もう1つは、薬剤師としてのスキルを磨くという方法です。

薬剤師としてのスキルは様々な病院の門前を経験することによって磨かれます。30代後半であっても調剤薬局やドラッグストアへの転職はまだまだできます。小さい調剤薬局に勤務していてあまり他の店舗を経験したことがないようであれば、大手のチェーン店で様々な店舗を経験することはスキルアップにつながります。

ドラッグストアしか経験したことがない人は調剤薬局の仕事を覚えておいても良いでしょう。最近は登録販売者が当たり前になってきており、OTCの知識しかない薬剤師は価値が薄れてきています。また、ドラッグストアでも血圧などはもちろん簡易の血液検査まで様々なバイタルチェックを行うようになってきています。そしてスイッチOTCもどんどん進んでいます。OTCの知識のみならず、処方薬や検査値などの知識がドラッグストア勤務であっても必要になってきます。

3.パソコンや英語に強くなるのも有効なスキルの1つ

また今はまだ子育てをしていて正社員で働くのは難しいが、数年後に正社員で働くことを目指しているという人は、今のうちに復帰した時に役立つスキルを身につけておいたほうが良いでしょう。

パートでも薬剤師として働き続けることで、現場での勘を失うことなく、将来的に正社員として復帰する際に、経験が大きく役に立つことでしょう。

その他、子育て中の主婦などで、自宅に居ながら研修認定薬剤師の資格取得を目指す方もいます。その他、英語やパソコンのスキルを身につけておくのも有効です。

4.30代後半にしかできないキャリアアップの仕方

特に女性の場合、30代後半は出産や子育てで現場を離れることが多くなります。ブランクが長くなりすぎるのは復職の際にネックになってきてしまいます。ただ、復職するときに、現場で働いているときには学べないようなスキルアップをしておくことが大切です。それが1つの自信につながるためです。

例えば、多くの薬剤師が苦手とすることは「英語のコミュニケーション」です。国際化が進んでいるため、多くの外国人が日本に滞在しています。その方たちも体調が悪ければ病院に行き、薬局にもきます。

その際、日本人の患者同様に、接する必要があります。このようなことからも、英語ができるだけでも大きな武器となります。

その他にもパソコン関係に強くなっておくのも1つのスキルアップとなります。電子薬歴や自動発注システムの導入など医療現場でのIT化は驚くほどのスピードで進んでいます。最近ではお薬手帳の電子化や処方内容をアプリから送るシステム等もできています。数年後であっても復職を考えているのであれば、ある程度パソコンや電子機器が使えないと日常業務すら行うのが困難になります。

以上のように30代後半でキャリアアップを考えるのであれば、薬剤師としてこれからどのような働き方をしていきたいかをしっかり考えたプランニングが必要となります。

       

 

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