30代後半の薬剤師 転職するときに知っておきたい7つのこと 

ここでは「30代後半」の薬剤師で転職を考えている方への情報を掲載しています。

30代後半と言うと、自分の居場所が見つかり、転職活動が徐々に落ち着いてくる時期です。このくらいの年代であれば、まだまだ転職もしやすいと言えます。

ただし、これ以上年齢を重ねてしまうと、いくら転職のしやすい薬剤師と言えども、なかなか自分の思い通りの転職先が見つからなくなってくる可能性が出てきます。

また、この年代では、主婦の薬剤師が多く現場復帰して来るころです。雇用形態は正社員であったりアルバイトであったりと色々です。正社員の場合でも始めのうちは時短勤務を希望する方もいます。また、アルバイトであっても1日に数時間程度、もしくは1週間に数日程度と、少しずつ現場に慣れていきながら、本格的な復帰を目指される方がいます。



30代後半の薬剤師の転職のメリットとデメリット

30代後半という時期は収入面や条件面から考えると転職をするには不利な年代に思えます。

しかし今までの経験をうまく活かすことによって、今まで経験の浅かった時期にはなかった有利な面がたくさんでてきます。

その有利な面を上手く利用することができれば、転職を成功させることができるでしょう。

30代後半の薬剤師の場合、豊富な知識と経験がメリットとなります。早い段階で責任のある仕事を任されたりすることがあります。

デメリットは年齢です。採用側が躊躇する可能性があります。ただしそれを補うだけの知識や経験、そして人間性があれば大きな問題にはならないでしょう。

ただし、若い時には転職することで収入がアップしやすかったのに対し、この年代での転職では収入アップは難しくなってしまうこともあります。

なるべく上手に条件交渉をすることが肝心となってきます。

30代後半の薬剤師の転職のメリット

個人差はありますが、30代後半になると結婚や出産なども終え、将来のプランというものが見えてきます。20代や30代前半で転職した時とは状況が変わっていて、「思ったほど子育てをしながら働くには向いていない職場だった」、「結婚したら自宅を購入したためにもっと収入が必要になった」など、色々気付くことが出てきます。それにより、再び転職を考える薬剤師も出てきます。

しかし30代後半になると薬剤師として長く勤務していた経験から、「どのくらいの勤務時間でどのくらいの収入があればこれからも続けていけるのか」といったことが分かってくるため、その中で長く続けられる職場を選択するようになります。

経験があるからこそ転職とともに昇進もできる

これまでの経験というものが、本当に効いてくるのは30代後半からです。特にマネージャー以上のマネジメント職を希望している場合には、転職を機に一気に昇進していくというパターンの薬剤師も多く見られます。若い時期での転職と違って即戦力を求められるからこそ、経験を活かした手腕をより発揮することができます。

またメーカーや研究職から調剤薬局への転職を考えている人は、30代後半くらいで転職したほうが良いでしょう。30代後半で転職してきた人は調剤の仕事を覚えるのも早く、前職での経験も活かして昇進していく人が多いのですが、年齢が高くなればなるほど調剤の仕事を覚えるのに手間取ってしまい、薬局のお荷物で終わってしまうケースが多いからです。

30代後半の薬剤師の転職のデメリット

ある程度の役職についている人は前職で収入が上がっているため、転職には不利になってきます。転職してすぐに、前職と同程度の収入を求めるのは難しいと思っておいたほうが良いでしょう。

また病院やメーカーへの転職はやはり年齢の壁があります。年齢的に不利というのに加え病院の場合では、収入の低さもネックになってきます。調剤薬局から病院への転職の場合、年収にして最低でも100~200万は収入が減ると思っていて間違いないでしょう。家族を養っていかなくてはならないこの世代の人にとって大幅な収入ダウンはかなりの痛手になります。

経験があるからこそ即戦力と思われネックになることも

同職種への転職の場合、即戦力として見られてしまうというデメリットもあります。配属その日から特に教えられることもなく、通常業務を求められるのは当たり前ですが、併設店程度であれば、数ヶ月で薬局長を任せられるというのも珍しくありません。

1つの科の門前しか経験がない、OTCは全く分からないなど不安要素があるようであれば、中途採用の研修制度や店舗移動の頻度などきちんと確認しておかないと、自分では頑張っているつもりなのに仕事ができない人の烙印を押されかねないので気をつけなければいけません。

カンチから一言!「そろそろ転職は控えめに」

30代後半ともなると、いくら人手不足の薬剤師業界と言えども、転職活動が少しずつ厳しくなってきます。

特に病院やメーカーに転職することはかなり難しいでしょう。一方、調剤薬局であれば、まだまだ採用されやすいことでしょう。

それでも年齢が上がることで、少しずつ採用されにくくなることは事実です。ましてや、30代後半は既にかなりの収入をもらっています。転職の条件として「収入アップ」を提示しても、受け入れてもらいづらくなります。

一般的には転職すれば、その職場では新人となる為、収入は低くなります。それでも薬剤師は優遇されている方ですが、その辺りの事も考えながら、転職して収入を増やすよりも、会社内でステップアップを狙ったり、独立を考えても良いかもしれません。

 
 

30代後半で採用されやすい薬剤師とそうでない薬剤師とは

30代後半の薬剤師で採用されやすい人は自分のやりたいことがはっきりしている人です。この時期になると収入は頭打ちになる場合が多いので、単に収入アップのための転職は難しくなってきます。

将来的に収入アップを目指しているにしても、薬剤師育成のための教育をしていきたいとかマネジメント業務をしていきたいなど先の目標がはっきりしている方が採用されやすくなります。

正社員として働くのであれば、自分の将来像や目的がはっきりとしていれば転職に成功しやすいです。

また、子育て中、もしくは子供から手が離れた主婦の薬剤師が復帰してくるのもこの時期です。どのような勤務形態を望むのかを、しっかりと決めておくことで、子育てと仕事を両立しやすくなることでしょう。

子育て中の主婦薬剤師が意外と採用されやすい

また意外に採用されやすい薬剤師は、子供が小学校に入るなどのタイミングで復職を考えているような人です。ブランクがあまり長くなりすぎているのは問題となりますが、そうでない場合はこれから先長く働いてくれる可能性もあり、長く正社員を続けていて収入が上がりきってしまっている人より年収が低くて済むので採用されやすくなります。

経験は転職の大きな武器

またどの年代にも言えることですが、転職経験が少なく1つの職に長くついている経験を持っている人の方が採用されやすくなります。さらに1つの科の薬局や移動などの経験がない人より、薬局間の異動を繰り返して様々な科の門前を経験している人の方が採用されやすくなります。(転職ではなく異動を繰り返すという意味)

薬剤師の経験は、どれだけいろいろな場所で仕事をしていたかによって決まると言っても過言ではありません。様々な科を回っているということは、その分だけ多くの薬について知っており、どんな場所でもやっていけるということになります。

転職したら収入が下がることを覚悟

では逆に採用されにくい薬剤師というのはどのような人でしょう。

30代後半の薬剤師で採用されにくい人は、まず前職で役職がついて収入がかなり上がっている人です。こういった人は転職で収入が下がることを覚悟しておかないといけません。薬剤師は他の職に比べて基本給の割合が低く、薬剤師手当てや役職手当で収入を上げていく職業です。そのため以前と同等もしくはそれ以上の収入を期待しているのであれば、なかなか転職先が決まらないということになります。

こういった薬剤師が転職しても収入を下げない方法としては「薬剤師がどうしても欲しい会社を見つけ出し、強気の交渉をする」「転職サイトを利用し、コンサルタントに交渉してもらう」のどちらかでしょう。

雇う側としては、なるべく安く人材を確保したいと思うため、転職しても収入を下げないことを希望するのであれば、それなりの交渉力と転職先の状態、そして運が必要になってくるでしょう。

条件が多いと採用されにくい

また30代後半になると転職の際に条件が多い人がいます。転職を繰り返している人にこのタイプが多く、転職する度に条件が増えていってしまうという人です。収入、休日、通勤範囲、役職など全てが条件に一致する転職先はなかなか見つけることができません。全ての条件を満たすような職場を探そうとすると、採用されないばかりか転職先の候補を決めることすらできなくなってしまいます。

条件を提示することは働きやすくするためには必要なことですが、あまり出し過ぎると良い結果には繋がりにくいでしょう。

資格を取るなら将来像を描いて取得

その他にも転職に有利になるかもしれないと、片っ端から様々な資格を取得している人というのもいます。もちろん転職したい職種がはっきりしており、ニーズに合った資格をきちんと取得しているようであれば転職に有利になってきます。しかしあれもこれもと資格ばかり取って何がしたいのかはっきりしない人は、むしろ不利になってしまうといった声を聞いたことがあります。

ただし、これは表現の仕方によって変わってくると思います。様々な資格を取得していることを面接の際に聞かれた時、「薬剤師としての力を少しでも付けたいと思い、できる限りの関連資格を取得してきました。今後はこれらを活かして、御社の仕事に打ち込みたいと考えています。」と言われたとして、嫌な顔をする面接官は少ないでしょう。

「ただ闇雲に資格を取得したわけではない」ことを強調できれば、資格を沢山持っていることはやはり武器となります。

30代後半の薬剤師の薬剤師求人サイトの選び方

薬剤師といえども30代後半になってくると、年齢的な制限を受けることも少なくありません。また、転職先に求めるものや条件によっては転職活動が厳しくなることもあります。

このような30代後半の薬剤師の転職では求人サイトの利用が必須であり、今まで以上にしっかり考慮した選択が必要になります。

30代後半にもなると、やはり少しずつ好条件の転職は難しくなってきます。

なぜなら、年齢的なものもあるのですが、そのくらいの年代の薬剤師は、すでにある程度の条件で働いているため、転職でそれを上回る条件を提示してくれる会社が少しずつ減ってきてしまうためです。

とはいえ、人手不足の業界であるため、プロの手を借り根気よく探せば、まだまだ好条件で転職することができます。

転職サイトには得意分野と不得意分野がある

転職サイトには、それぞれの会社で得意な分野や地域性というものがあるということはよく知られています。それだけでなく条件面によっても得意な分野というものがあります。分かりやすいのは「子育て中のママ薬剤師のための転職サイト」で、「土日休み」「ブランクありの復職」などにも対応しています。

その他にも、収入アップに強いサイトや土日休みや自宅近くの勤務地、駅近くの薬局などサイトによって様々な条件に強い場合があります。

登録しようと思っているサイトがどのような条件に強いのかというのは、実際には登録してみないとわからないことがほとんどです。転職サイトに登録したらコンサルタントが情報を持ってくるのを待つだけでなく自分からもどんどん質問をぶつけてみることが必要です。

どんな条件が必要か、条件を揃えた案件はどのくらいあるのか、それぞれの案件についての詳細情報など細かいことをしっかり確認すると分かることがあります。

もし質問に対してしっかり答えてくれない、それほど厳しい条件ではないのに「そのような条件では転職先が見つからないからと違う案件を紹介される」などということがあるのであれば、そのサイトは利用を控えたほうが良いでしょう。また条件提示後、なかなか連絡がないサイトというのも見合わせた方が良いと言えます。

30代後半だからこそシビアに希望や条件を提示

比較検討していく中で、自分の必要とする条件に強いサイトというものが見えてきますので、最終的にはそのようなサイトをいくつか絞って転職先を決めていきます。

また、転職を思い立った時点で、どういったことに不安や不満を感じ、「転職」の2文字が頭をよぎったのかを思い返してみましょう。転職するときには、転職以前に抱えていた問題が解決できるよう、最低限の条件として提示することが、転職を成功させるカギとなります

転職活動をしていく中で見えてくることもあるのですが、活動する前からある程度条件を決めておくと、転職サイトのコンサルタントの動きもスムーズになります。

収入アップは目先ではなく長期的目線で

また、個人薬局ばかりを紹介するサイトというのも気をつけなくてはいけません

30代後半の転職では、前職でかなり収入が上がっているため転職によって収入がアップするということは可能ではありますが、交渉しだいであり簡単ではないでしょう。そのため収入アップを目的とした転職であれば、収入が下がる可能性のあるチェーン店への転職より、最初から収入が高い個人薬局を選択するのも1つの手でしょう。そういった場合には個人が経営する薬局をメインに紹介する求人サイトを利用するとよいでしょう。

しかし個人薬局の場合は昇進しにくいといったデメリットがあります。チェーン店であれば昇進に応じて役職手当がつくので、数年後には個人薬局より収入が上がる場合が多くあります。当面の条件だけ良くするために個人薬局ばかりを紹介して収入アップを謳うサイトであれば注意が必要です。

このように30代後半の薬剤師の転職では、ケースによって転職先の選び方が変わってきます。まずは積極的に行動をして様々な転職サイトに登録し、多くの情報を得たほうがよいでしょう。

30代後半の薬剤師の転職の注意点

通常のサラリーマンの場合では、30代後半と言うと転職が厳しくなるとされていますが、薬剤師の場合は、30代後半で転職することは、それほど珍しいものではありません。

しかし気軽に転職できた20代や30代前半に比べると、段々様相が違ってくるものです。転職の理由によって異なってくるので、それぞれ注意が必要です。

30代後半ともなると、その先、何度も転職をするわけにはいかなくなってきます。「最後の転職」と考える人がほとんどでしょう。

そのため、労働条件はしっかりと確認する必要があります。また、転職先の将来性にも注目すべきでしょう。

条件を追いかける転職は通じなくなってくる

まず全ての人に言えるのが「目先の条件だけで考えない」ということです。若い頃は、収入や通勤時間、休日数などの目先の条件が良い所を求めて転職をするケースが多いです。

しかし、30代後半になってくると、普通に勤務しているだけでは収入が頭打ちになってきます。収入を伸ばすためには、マネージャー以上の役職についたり、本部に移動したりなどしなければ難しいでしょう。そのため、条件ばかりを追いかける転職は、どんどん今後のキャリアアップを不利になってしまう可能性があります。

キャリアアップのために転職をする

30代後半での転職には、人によって様々な理由があります。

まず1つ目に「昇進などキャリアアップのために転職する場合」です。30代後半でキャリアアップのために転職する場合はキャリアプランを明確にしてから転職に臨む必要があります。転職に成功する人は、自分がこれからどう働きたいかがはっきりしていて、そのために必要なものをフル活用できる人です。今までの経験や資格は自分を売り込む材料、転職サイトは条件にあった就職先を探すためのツールです。

30代後半で中途採用、その後、本部の仕事までトントン拍子で出世する人は大体どの薬局にもいます。入ってきた時から本部候補で最初の1年位は現場を知るために薬局に勤務しますが、すぐにマネージャーになり、数年後には本部勤務になります。

そういう人に話を聞くと、入ってきた時からこの会社で何がしたいのかそのためにどのくらいの期間でどうなるのかといったキャリアプランがはっきりしており、就職する際に昇進を条件として提示しています。

働きやすい条件を選び転職をする

次に子育てをしながら働くなど、自分側に条件がある場合というものがあります。通勤範囲や勤務時間、急な欠勤や早退の可能性などいろいろなことを考慮しなくてはいけないでしょう。こういった場合には実際に働いた時のことをシュミレーションしながら就職先を決める必要があります。

例えば、通勤範囲や勤務時間は誰でも考えますが、店舗応援の頻度や薬局に勤務している人数なども考えなくてはいけません。店舗応援に頻繁に行かされたり、所属店舗の人数が少ないようなら、子供の体調不良などによる欠勤や早退に対応できません。

細かい労働条件との絡みも知っておく

また、欠勤や早退がどのように扱われるのかも知っておいた方が良いでしょう。パートであれば時給制なので問題はないことが多いのですが、正社員などの場合であれば、有給扱いになるか欠勤扱いになるか、休んだ時間数だけ他の日で補填しなくてはいけないか確かめておいたほうが良いでしょう。

就職してみると細かいことが勤務を続ける妨げになることがあります。同じような状況で働いている知り合いがいるのであれば、どのような条件が必要か聞いてみるのも良いでしょう。

30代後半の薬剤師のキャリアアップとは

30代も後半になってくると他職種への転職は難しく、病院やメーカーなどへ初めて転職することは、ほとんど不可能というほどになってきます。またある程度のキャリアを積んで収入が上がっている場合には、転職で収入アップを期待することは難しいでしょう。

このような30代後半の薬剤師がさらなるキャリアアップをする方法としては大きく分けて2つあります。

この年代にもなると、病院やメーカーへの転職は非常に困難となってきます。

そのため、活躍の場として考えられるのは調剤薬局やドラッグストアとなってきます。そして採用する側としては、それまでの豊富な経験に自然と期待してきます。

そのため、薬剤師としての仕事を問題なくこなすことはもちろんのこと、その他にも、パソコン操作や英語力など、プラスアルファの技術を持つことで、中途採用でもキャリアアップを期待することができることでしょう。

やり方1つでキャリアアップはできる

1つ目は、マネージャーからさらに昇進して本部の仕事をするという方法です。本部の仕事と一口に言っても教育を中心に行う部署や、在宅医療を中心に行う部署など様々です。どういった仕事がしたいかを明確にして、自分のキャリアプランにあった職場を探したり必要なスキルを身につけることは30代後半であっても有効な方法です。

実際に私が一緒に働いた人の中でも本部のマネジメント業務がしたいからといって大手の調剤薬局で学んだ後、もう少し小規模な調剤薬局の会社に入社してマネジメント業務をしていた人もいましたし、漢方メーカーのMRだった経験を活かして漢方を専門に行なっている調剤薬局の教育を行う部署に入社した人もいました。

このように、30代後半の薬剤師は知識も経験も身に付いているため、やり方1つで、キャリアアップをすることができます。

薬剤師としてのスキルを磨く

もう1つは、薬剤師としてのスキルを磨くという方法です。

薬剤師としてのスキルは様々な病院の門前を経験することによって磨かれます。30代後半であっても調剤薬局やドラッグストアへの転職はまだまだできます。小さい調剤薬局に勤務していてあまり他の店舗を経験したことがないようであれば、大手のチェーン店で様々な店舗を経験することはスキルアップにつながります。

ドラッグストアしか経験したことがない人は調剤薬局の仕事を覚えておいても良いでしょう。最近は登録販売者が当たり前になってきており、OTCの知識しかない薬剤師は価値が薄れてきています。また、ドラッグストアでも血圧などはもちろん簡易の血液検査まで様々なバイタルチェックを行うようになってきています。そしてスイッチOTCもどんどん進んでいます。OTCの知識のみならず、処方薬や検査値などの知識がドラッグストア勤務であっても必要になってきます。

パソコンや英語に強くなるのも有効なスキルの1つ

また今はまだ子育てをしていて正社員で働くのは難しいが、数年後に正社員で働くことを目指しているという人は、今のうちに復帰した時に役立つスキルを身につけておいたほうが良いでしょう。

パートでも薬剤師として働き続けることで、現場での勘を失うことなく、将来的に正社員として復帰する際に、経験が大きく役に立つことでしょう。

その他、子育て中の主婦などで、自宅に居ながら研修認定薬剤師の資格取得を目指す方もいます。その他、英語やパソコンのスキルを身につけておくのも有効です。

30代後半にしかできないキャリアアップの仕方

特に女性の場合、30代後半は出産や子育てで現場を離れることが多くなります。ブランクが長くなりすぎるのは復職の際にネックになってきてしまいます。ただ、復職するときに、現場で働いているときには学べないようなスキルアップをしておくことが大切です。それが1つの自信につながるためです。

例えば、多くの薬剤師が苦手とすることは「英語のコミュニケーション」です。国際化が進んでいるため、多くの外国人が日本に滞在しています。その方たちも体調が悪ければ病院に行き、薬局にもきます。

その際、日本人の患者同様に、接する必要があります。このようなことからも、英語ができるだけでも大きな武器となります。

その他にもパソコン関係に強くなっておくのも1つのスキルアップとなります。電子薬歴や自動発注システムの導入など医療現場でのIT化は驚くほどのスピードで進んでいます。最近ではお薬手帳の電子化や処方内容をアプリから送るシステム等もできています。数年後であっても復職を考えているのであれば、ある程度パソコンや電子機器が使えないと日常業務すら行うのが困難になります。

以上のように30代後半でキャリアアップを考えるのであれば、薬剤師としてこれからどのような働き方をしていきたいかをしっかり考えたプランニングが必要となります。

30代後半の薬剤師の悩みランキング

30代後半になってくるとほとんどの薬剤師は薬局長の経験がある人になってきます。この辺りから薬局長止まりになるかその上に昇進していくかはっきり分かれてきます。

また30代前半で結婚・出産した人は時短勤務の期間が切れたり、辞めた人は復職を考える時期です。今までの働き方に応じて様々な悩みが出てくるのが30代後半の薬剤師です。

若かったころよりも、より現実的な目線で物事を見るようになってきます。

「この先昇進は期待できるのか」。「時短勤務で働いていたが、この後はどのような雇用形態になるのか」。「復職を考えているが長いブランクは補えるのか」。

  • 第1位 万年薬局長?昇進したいのにできない

    万年薬局長?昇進したいのにできない

    従業員を多数抱える大手の薬局もしくはドラッグストアの場合、30代後半ともなると、薬局長で止まるのか、それともマネージャーから本部の仕事へと昇進していくのか分かれる時期となってきます。家庭の事情などからあえて薬局長のままで働きたいという人もいますが、薬局長のままでは収入アップは難しいでしょう。

    では、昇進したいのに薬局長から上に上がることができない場合には、一体どうしたら良いのでしょうか。

    もちろん現在の会社で根気よく仕事をし、昇進の機会を伺うのは正攻法かもしれません。しかし、その時期は一体いつ来るのでしょう?いつか来るかもしれません。でもいつまでたっても来ないかもしれません。先が見えず不安になってしまうことでしょう。

    そのような時には、転職したり、転職先で昇進を狙うのも1つの方法です。

    ただし30代後半で昇給やその他条件の良くなることをばかりを狙って転職を繰り返していると、転職先での昇進や給料アップは難しいかもしれません。

    転職の回数が多い薬剤師の場合、採用する側もそういった目で見ざるを得ません。すぐに辞めてしまうかもしれない薬剤師を、会社の重要なポストに置くことは避けたいと考えるためです。そのため、給与も期待するほどもらえない可能性があるのです。

    ですから、なかなか昇進できないという薬剤師が昇進目的で転職することは悪くないと思います。しかし、それまであまり転職していないほうが、転職先の会社への心象が良くなり、昇進できる可能性が高まるといえます。

  • 時短期間が切れた後の働き方に困ってしまう

    時短期間が切れた後の働き方に困ってしまう

    特に女性の薬剤師に言えることですが、30代後半になってくると、ある程度子供が大きくなって時短勤務の期間が切れるという人が多くなってきます。

    まだまだ調剤薬局などでは、時短勤務の期間が3年というのがスタンダードです。しかし子どもがある程度大きくなったとしても、正社員として夜遅くまで勤務したり、離れている距離の薬局まで通勤することはなかなか難しいのが現実です。

    大手のチェーン店などでは、時短勤務が切れるタイミングで自宅に近い併設店で働くことを勧められる場合もあります。複数店舗を展開している大手チェーン店の強みです。

    しかし併設店の場合は、勤務している薬剤師が一人と言ったこともあるため、子供の体調不良などによる休みや突然の呼び出しに対応できないこともしばしばです。

    このため多くのママ薬剤師は、アルバイトやパートといった比較的時間に融通が利く勤務形態に変更して働く必要に迫られます。

  • 育児が一段落したので復職したいがブランクが心配

    育児が一段落したので復職したいがブランクが心配

    結婚・出産を機に仕事を辞めた女性の薬剤師は、30代後半くらいで再就職を考え始める方が多くいます。現役時代はバリバリ働いていた人でも、数年のブランクを経ての復職は不安を感じることがあります。

    ブランクがあっても復職できるのかどうか、働いていなかった期間に出た新しい薬や処方の変化にちゃんと対応できるのかなど不安の種は尽きません。

    また子育てしながら働くためには、就職の際にも色々と条件がついてしまいます。自宅に近いことや急な欠勤や早退にも対応できること、土日祝日休みなど、子供に合わせた働き方が必要になってきます。

悩みを解決する方法は?

このように、30代後半の薬剤師は様々な悩みを抱えています。どの悩みも自分一人では簡単に解決できるものではなく、会社次第、家庭次第といったところがあります。ある程度条件を設けて仕事をすることになると思います。

そういったときには、まず自分の理想の条件をピックアップしてみます。そしてピックアップした条件を転職サイトのスタッフに伝えます。

転職サイトのスタッフは、提示された条件に満たした求人を紹介してくれます。初めから条件を満たしている会社を紹介してくれるので、話がスムーズに通りやすいといった大きなメリットがあります。

また、「ある程度の条件は希望通りなのに、1つだけ違うんだよなぁ」といった求人もあります。そういったときには転職サイトのスタッフが交渉してくれます。

このように薬剤師として働く上で、転職サイトを通すことは悩みを解決する一番の近道といえます。

30代後半の薬剤師転職体験談(37歳女性)

37歳の女性の薬剤師の転職体験談です。

子育てをしながら働いていたのですが、子育てと仕事をうまく両立することができなかったそうです。

そのため、子供を育てながらでもうまく働くことができる環境を求め、転職活動を始めました。

時間はかかりましたが、思い通りの条件で働ける職場を探すことができました。

参照⇒30代後半の薬剤師転職体験談(37歳女性)

 
 

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