薬剤師の転職求人を探す5つの方法

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転職を希望する薬剤師は様々な方法で転職先を探します。

人によって探し方は異なってくるのですが、ここでは主に5つの方法を紹介します。

チラシや求人誌で薬剤師求人を探す

新聞広告(チラシ)や求人情報誌で、「薬剤師求人」という文字を良く目にすると思います。

このような紙媒体に掲載されている求人に応募するよりも、条件交渉を行ってくれる「転職サイト」を利用した方が、より高い給与や労働条件で仕事ができる可能性が非常に高いです。

ただ、「変に交渉したくない」という方もいるかとは思いますので、ケースバイケースと言えます。

新聞広告(チラシ)や求人情報誌は事前情報が少ない

新聞広告(チラシ)や求人情報誌は事前情報が少ないどのような仕事でも言えることですが、転職先の内部情報を事前に知った上で転職活動をした方が、何かと都合が良いでしょう。

紙媒体の求人情報だけで、どのような仕事場なのか、そして、労働条件の詳細を事前に知ることができません。実際に転職してみて「求人情報に書いてあったこととは違う!」と思った経験を持つ方もいることでしょう。

実際には、仕事の詳細を知るためには直接問い合わせをするしかないのです。問い合わせをしたときに、事細かに話を聞くことができれば良いのですが、なかなか全てを聞き出すことは難しいでしょう。

また、そもそも問い合わせをしたとしても、都合の悪いことは教えてくれません。そのため、実際に働き始めてみないとどういった職場かなかなか分からないものです。

このようなこともあり、転職活動を成功させるためには、なるべく多くの、そして、細かい事前情報を入手する必要があります。「薬剤師の転職サイト」を活用すると、その辺りの細かな情報を手に入れることができ、さらに、疑問に思うこと、条件面で考慮してもらいたいこと等、転職サイトのスタッフが代わりに聞いたり、交渉したりしてくれます

直接電話をして、相手の声を聞いて判断したいという方は、転職サイトを活用しなくても良いかもしれません。ただし、転職候補となる職場の詳細な情報を集め、場合によっては交渉をしてもらいたいと考えている方は、転職サイトを活用してみると良いでしょう。

交渉は自分でしなければならない

交渉は自分でしなければならない自分で雑誌や広告などから探した求人募集に問い合わせをする際には、基本的には求人広告に掲載されていた条件が適応されます

例えば「残業をしたくない」と考えていた場合、その旨も自分で入職前に伝え、その条件を飲んでもらう必要があります。

その他の条件についても1つずつ自分で交渉を行い、それらを全て契約書にまとめてもらう必要があるのです。契約書に記載してもらわないと、後々条件を変更される危険性があるためです。

ただし、これらの作業を全て行うのはかなりの労力が必要となります。また、多くの方は、働きながらの交渉となることでしょう。そこまで時間を確保するのは難しいでしょう。

このようなこともあり、「転職サイト」の利用をおススメしているのです

転職までの「全て」を代わりにしてくれる

転職サイトに登録すると、専任のスタッフ(コンサルタント)が代理人として付いてくれます。労働条件の交渉は全て代わりに行ってくれます。このため、転職活動に大きく時間を使う必要が無くなります。

また、代理人が1つ入るだけで、転職した後も薬局側は条件を無理やり変更することができなくなります。万が一、条件面で変更を勝手にされた場合には、再び交渉を行ってくれますし、上手くいかない場合には、新しい転職先もすぐに探してくれます。

求人を出している薬局経営者の話

求人を出している薬局経営者の話求人を新聞広告(チラシ)や求人情報誌に出している薬局経営者に話を聞いたところ、「ほとんど期待はしていない」という回答が返ってきました。

また、過去に紙媒体へ求人募集を出していた経営者の話では「広告料の無駄になる為、出していない」とのことでした。

結局のところ、紙媒体に求人募集を出しても、ほとんど問い合わせが来ることがないそうです。また、問い合わせがあったとしても、そこから採用に至ることがかなり稀と言うことで、費用対効果から考え、紙媒体に求人募集を出すことをしていない薬局経営者が多かったのです。また、求人募集をしているということを、あまり表に出したくないという意見も聞かれました。

話を聞いた全ての薬局経営者は、「薬剤師の転職サイト」を利用していました。転職サイトの場合、どの求人媒体よりも薬剤師を紹介してもらえる確率が高いと言うことが理由でした。また、紹介してもらった薬剤師が一定の期間働くことで、報酬を支払うので、そのシステムが受け入れられているのです。ただしネックとしては「支払う報酬が高額」ということです。

薬剤師求人サイトが無料なワケ

 

ただし、「稀」に来る問い合わせで採用に至ることが全くのゼロと言ったわけではないため、広告を出し続けている経営者もいました。転職サイトに紹介料を支払うより、かなり安く人材を確保できるためです。この辺りは、地域によっても異なってくるのかもしれません。

総合的に考えてあまりおススメはしない

総合的に考えてあまりおススメはしない以上のように、転職を希望する薬剤師にとって新聞広告(チラシ)や求人情報誌から求人情報を探すのは、正直あまりおススメできません。理由は「条件交渉ができなかったり、自分でしなければならない」ということです。

条件交渉次第で、薬剤師の給料や労働条件は劇的に変化することがある為、交渉をしてくれる代理人の存在は、非常に大きいのです

地域によって、新聞広告(チラシ)や求人情報誌が強い場合があります。「転職するならまずは求人誌を見る」と思っている方が多い地域もあるため、全く無視をすることはできません。

ただし、インターネットがここまで普及してきている中、紙媒体に掲載されている求人情報のほとんどは、転職サイトに掲載されています。インタビューした薬局経営者全員が、求人募集のために転職サイトを利用していましたから。

転職希望の薬剤師にとっても、転職サイトで求人を見つけたほうが、手間がかからず、尚且つ、「条件交渉を代わりに行ってくれる」ので、メリットが大きいのです。条件交渉をした結果、給与や待遇が断然良くなることが見込めるのです。

このようなこともあり、紙媒体の求人情報よりも「転職サイト」を活用した方が、何かとメリットが多いと思います

ハローワーク(職業安定所)で薬剤師の求人を探す

ハローワーク(職業安定所)と言えば、様々な求人情報を紹介してくれることで知られています。

薬剤師の求人情報もハローワークで見つけることができます。ただし、メリットが少ない反面、デメリットが多いと考えられます。

もしも、薬剤師以外の仕事に就きたいと考えているのであれば、ハローワークは一つの就職活動の場としては役に立つと思います。薬剤師として働くつもりであれば、正直おススメしません。


●「ハローワーク(職業安定所)で薬剤師の求人を探す」の目次


そもそもハローワークに探しに行くほどではない

ハローワークには多くの求人情報が集まっています。薬剤師も例外ではありません。しかし、薬剤師は人手不足の業界です。そのため、薬剤師の免許を持っているだけで重宝されます。働きたいと思えば、すぐに就職先が見つかるのです。

そのため、「就職先が見つからない・・・」ということで、ハローワークに足を運ぶ薬剤師はほとんどいないのです。

実は求人を出している薬局側も、ハローワークで人材が見つけられるとはほとんど期待していません。一応、万が一があるかもしれないということで、求人を出しているそうです。

まず効果がないのはハローワークです。そもそも、薬剤師が人手不足なため、ハローワークに行かなくても、すぐに仕事は見つかるためです。

参照⇒50代薬剤師 3店舗経営

 

職場の細かな情報まで把握していない

確かにハローワークは数多くの求人情報を集めています。ただし、そこにある求人情報は、給与や休日などの基本的な情報しか掲載されていないことが多いのです。また、その情報も正確でない時が時にはあります。

例えば、転職の理由が「職場の雰囲気」「人間関係」だったとします。ハローワークの人がそこまでの情報を持ち合わせていることはなく、転職したとしても、同じ理由ですぐに辞めることになる可能性があります。

労働条件の交渉が未知数

ハローワークにある求人の中から、良さそうな案件を見つけ出したとします。ハローワークの職員が連絡をしてくれ、履歴書を持って薬局に向かうことになります。人手不足ですので、ほぼ採用されることでしょう。

しかし、それで終わりです。労働条件の交渉をしてくれるわけではありません。もし自分で交渉ができる性格であれば良いのですが、なかなか自分から言い出せない人もいるでしょう。

薬剤師転職サイトを利用すると、労働条件の交渉を代わりに行ってくれます。これにより、給与がアップしたり、残業時間が減ったり、休日が増えたりすることがあります。

薬剤師の転職のプロではない

結局のところ、これにつきます。ハローワークでは数多くの様々な種類の求人情報を扱っています。薬剤師専門と言うわけではありません。

そのため、薬剤師や薬剤師の仕事自体を深く理解しているわけではないため、深く話を進めることができません。

ハローワークにも良い所はある?

ここまで、ほとんどがハローワークのデメリットの話でしたが、メリットもあります。失業保険を貰える可能性があるということです。(おススメしませんが。)

失業保険は「再就職をするためにその間の生活支援としてもらえるお金」の事です。つまり、就職する意思がなければいけません。そのため、ハローワークに定期的に通い、就職活動を行う必要があります。

ただし、これは薬剤師免許を持っている方にとっては現実的ではありません。なぜなら「就職活動をしたらすぐに就職先が見つかるため」です。なので、薬剤師の免許を持っている状態で失業保険を受けるというのは、正直、現実的ではなく、一歩間違えば「不正受給」とみなされる可能性があります。(不正受給をした場合、受給金額の3倍返しとなります。)

ただし、これは健康な場合です。もし、何かしらの病気や怪我で退職をせざるを得ず、病気や怪我の治療している間であれば、失業保険を受け取れるかもしれません。該当する方は、ハローワークに直接確認してみてください。

ハローワークは薬剤師には必要ないと思う

ハローワークで職場を探すことを否定はしませんが、労働条件を少しでも良くしたい、そして、自分に合った転職先を探したいというのであれば、おススメしません。転職サイトをおススメします。

薬剤師転職サイトであれば、そこの薬剤師求人のプロが数万件ある求人情報の中から、希望通りの条件の求人情報を探してくれます。必要とあらば、給与や休日といった労働条件の交渉も代わりに行ってくれます。

さらに、職場の雰囲気を把握していることも多く、人間関係の問題を回避しやすいです。

営利団体と非営利団体の必死さの違い

転職サイトは営利団体です。一方、ハローワークは非営利団体です。

転職サイトの場合、薬剤師が転職に成功してくれることで、利益になります。転職先の薬局から報酬を受け取れるのです。ただし、一定の期間働いてくれないと、報酬対象とならないこともあるため、適当な職場を紹介できないのです。(転職する薬剤師の利用料は無料です。)

また、転職に失敗した場合、「あの転職サイトは良くない」といった噂が広まります。数多くの転職サイトがあるため、利用者が減ってしまいかねません。利用者が少なくなってしまえば、その分、利益は減ってしまうので死活問題となります。

一方、ハローワークは非営利団体です。ハローワークを通して薬剤師が転職し、その転職が成功しても失敗しても、何があるわけではありません。

このようなこともあり、転職サイトの方がリスクがある分、そして報酬がかかっている分、必死になってベストな転職先を探してくれるのです。

このようなこともあり、薬剤師として、薬局に転職を考えているのであれば、転職サイトを活用した方が良いと思います。

卒業大学を利用して薬剤師求人を探す

薬剤師の求人募集を探すのは、転職サイトや紙媒体以外にも「卒業した大学を利用する方法」もあります。

転職を成功させるためには、情報収集は欠かせません。その1つの方法としては考えてみるもの良いでしょう。


●「卒業大学を利用して薬剤師求人を探す」の目次


大学には多くの求人が集まる

大学には多くの求人情報が集まります。基本的には「新卒者の採用を目的としたものばかり」なのですが、募集している会社からしてみると、薬剤師であれば新卒者でなくても採用したいと考えていることが多いです。

大学生の多くは学校内の就職支援室を利用して、就職先を探します。そこで就職先を探している学生と、人材を探している会社の利害が一致します。

そのため、多くの会社・薬局からの求人募集が集まってくるのです。

就職・転職の情報収集もできる

大学には数多くの求人募集が届きます。特に歴史ある大学であればあるほど、卒業生がどのような会社や薬局に就職したのかをデータとして持っています。そのため、どういった会社が人気で、どういった会社が人気がないのかというデータも持ち合わせています。

そのため、自分が希望する転職先のデータを持っている可能性があります。

また、大学特有のコネクションがある場合もあるため、転職活動をするための情報収集の場としては悪くはありません。

さらに、一度薬剤師として働いていると、日々の業務に追われ、業界の動向に疎くなってしまうことがあります。大学には流行りの就職先の情報が集まってくるため、これから伸びそうな会社に転職しようと考えているのなら、良い情報収集の場となることでしょう。

主な目的は新卒者の採用 でも・・・

大学に薬剤師の求人募集を出す会社は、なにも「新卒者の採用」にこだわっているとは限りません。「薬剤師を採用できれば新卒者であろうと、中途採用であろうと何でも良い」と思っている場合が多いのです。

薬剤師は人手不足であるため、人材を確保できる場所があるのなら、積極的に求人募集をかける会社は多いのです。

新卒者を採用するメリットは、「会社の色に染められる」と言った点です。現場経験がないため、変な癖が付いていません。デメリットは「経験がない」ということです。求人募集をする会社の目的は様々ですが、薬剤師が人手不足の今の時代、「即戦力」を探しているケースが多いのです。即戦力になり得る人材とは、「現場経験を持つ人材」の事です。

このようなことから、大学は既に卒業したから、転職活動には利用できないと考えるのではなく、一度、顔を出してみるのも良いかもしれません。

カンチから一言!「使えるものは何でも使う」

卒業大学で転職先を見つけることは、あくまでも1つの方法です。実際の所、卒業した大学に出向き、就職先を見つけるのはなかなか抵抗があるものだと思います。

確かに大学には、大学特有のコネクションがある会社からの求人情報があることがあります。しかしその情報を既に卒業した生徒に公開するのと、今から卒業する生徒に公開するのとではどちらを選ぶでしょうか。

そのため、1つの方法という感じで捉えておくと良いでしょう。

知り合いの紹介で薬剤師求人を探す

知り合いの紹介で薬剤師として働くこともあるかと思います。良い面もありますが、悪い面もありますので、総合的に判断した方が良いと思います。

まず前提として、「仕事を紹介してもらう薬剤師」「仕事を紹介してくれる知り合い」「採用する会社(薬局)」がどの程度親密な関係にあるのかによって、話は大きく変わってきます。


●「知り合いの紹介で薬剤師求人を探す」の目次


知り合いからの紹介で「良い面」

比較的好条件で採用してくれる

採用する側は知り合いからの紹介のため、そこまで低い条件で採用しないことでしょう。なぜなら、紹介者の顔を潰してしまいかねないためです。同じように、仕事の内容も扱いも、ひどく扱うことはないでしょう。

良い雰囲気の中で働きやすい

知り合いから紹介された場合、良い雰囲気の中で仕事ができる可能性があります。「友達の友達は友達」のような感覚で、楽しく業務をこなせる方もいます。そのため長く勤め続けられやすいといった特徴もあります。

知り合いからの紹介で「悪い面」

交渉がしづらい

知り合いからせっかく紹介された仕事では、給与や待遇について、なかなか強気で交渉できないものです。

転職サイトを通せば、プロのコンサルタントが徹底的に交渉してくれます。これにより年収が数百万単位で上がるといった収入面や、残業が全くなくなったりといった待遇面で、薬剤師のとって良い条件が揃うようになります。

転職がしづらい

知り合いから紹介された職場は、紹介者の立場もある為、なかなか辞めづらいものです。職場で辛いことがあったとしても、紹介してくれた知り合いには愚痴はこぼしにくいものです。例え愚痴をこぼしたとしても、知り合いが交渉してくれるわけではありませんし、交渉してくれたとしてもギクシャクしてしまうだけです。

また、キャリアアップのために転職を考えたとしても、やはり知り合いの紹介となってくると、なかなか言い出せない人もいることでしょう。

割り切ることが大事

知り合いから紹介された職場だろうと、転職サイトから紹介された職場だろうと、割り切ることが大事だと思います。仕事は仕事であり、要求はしっかりしていった方が良いと思います。

「またまた知り合いから紹介された」というだけに過ぎません。

ただでさえ薬剤師の業界は転職が多いです。これは採用側も初めから分かっていることです。その職場でどうなるのかは働いている本人が決めれば良いことなのです。

おススメは転職サイト

やはりおススメは転職サイトを活用することだと思います。知り合いの紹介となると、色々なしがらみが出てきてしまって、思いっきり自分を出して仕事をすることができにくくなってしまいます。

転職サイトを介した場合は、何かしら職場で問題が生じた場合には、転職サイトのコンサルタントに話を通すことができます。給与面でも条件面でも代わりに交渉をしてくれます。また、もし折り合いがつかない場合には、他の就職先も見つけてくれます。

このように、総合的に考えても知り合いからの紹介で就職するのはあまりおススメできません。

薬剤師求人サイトで薬剤師の求人を探す

薬剤師の求人サイトは数多くあります。求人サイトは非常に便利で、数多くの求人の中から、自分に合った求人案件を探し出すことができます。ただし、あまりにも情報量が膨大過ぎて、選びきれないことがあります。また、「非公開案件」と言うものがあり、一般ユーザーには閲覧できない特別な求人があります。

●「薬剤師求人サイトで薬剤師の求人を探す」の目次


薬剤師求人サイトを利用する3つのメリット

求人サイトのメリットは以下の3つです。

  • 情報量が膨大
  • 専任のアドバイザーが適切な求人案件を探してくれる
  • 好条件の非公開案件が閲覧でき、応募することができる
情報量がとにかく膨大

とにかく求人情報が膨大に掲載されています。大抵の求人サイトには「条件検索機能」が設置されていて、自分の好みに合った求人案件を絞ることができます。

専任のアドバイザーが適切な求人案件を探してくれる

無料会員登録をすることで、専任のアドバイザーが直接希望を聞いてくれ、希望に沿った求人情報をピックアップしてきてくれます。そのため、自分で探す必要はありません。待っているだけです。

また、転職先でのお給料や休日などの「労働条件の交渉」も代わりに行ってくれます。

好条件の非公開案件が閲覧でき、応募することができる

通常の求人案件は誰でも閲覧することができますが、無料会員登録をすることで、「非公開案件」を閲覧することができますし、応募することもできます。

非公開案件は転職を希望している薬剤師に人気のある条件、つまり「好条件」の案件ばかりです。なので、できるだけ有利な条件での転職を考えている方は、非公開案件から情報を集めたほうが良いでしょう。

なぜ多くの求人情報があるのか?

薬剤師求人サイトには本当に多くの求人情報が掲載されています。例えば「薬剤師ではたらこ」は約70000件、「薬剤師求人EX」は約33000件、「ファゲット」は約32000件の求人案件が掲載されています。(※日々変動しています。)

なぜ、これだけの求人案件を扱っているのかと言うと「薬剤師は人手不足で、需要が高い職業であるため、多くの調剤薬局やドラッグストアが人材の確保に必死になっている」ためです。

また、求人サイト側も多くの求人案件を日々探し求めています。多くの求人情報を掲載することで、利用者の選択の幅が広がると共に、紹介する側にとっても紹介の幅が広がります。

専任アドバイザーを上手に活用

どの求人サイトも無料で会員登録をすることができます。無料で会員登録をするメリットは「非公開案件を見ることができる」のと「専任アドバイザーが希望に沿った求人を代わりに探してくれる&条件交渉も代わりにしてくれる」と言うことです。

つまり、「会員登録して希望さえ伝えれば、待っているだけで希望に沿った複数の求人を提示してくれる」のです。

非公開案件を狙え!

非公開案件は会員登録をした人しか見ることができません。非公開案件は労働条件が人気のものばかりで、一般公開してしまうと応募が殺到してしまいます。そのため、「限られた人にだけしか公開しないようにしている」のです。たった1分程度で終わる登録作業ですが、会員登録と言うワンクッションを挟むことで参入障壁を上げ、本気度をはかっているのです。

専任アドバイザーの存在が大きい

どの薬剤師求人サイトにもアドバイザーが存在します。呼び方は「アドバイザー」であったり「コンサルタント」であったり様々ですが、彼らの存在が転職を成功させるための大きなカギとなります。

アドバイザーは、転職希望者の条件を聞き、それに当てはまる求人案件を複数探しだし提示してくれます。転職希望者の条件は様々です。例えば「調剤薬局で駅から近く、残業がない職場」を希望したとすると、その条件に当てはまる案件を探してきてくれます。

さらに、「土日は必ず休みで、人間関係が良好な職場」といった希望でも、やはり探し出してきてくれます。

「人間関係は分からないのでは?」と思われるかもしれませんが、実はある程度把握しているのです。

 

アドバイザーが人間関係を知っている理由

 

3.非公開求人には注目!その理由は?

薬剤師求人サイトに会員登録をすると「非公開求人情報」を見ることができます。非公開求人とは、会員登録をしていない方は見ることができない求人情報の事です。例えば求人サイト「マイナビ薬剤師」では、求人情報の約40%が非公開求人となっています。

40%と言う数字は、実は少ない方なのです。多くの求人サイトの場合は「約70%」が非公開求人となっています。

なぜわざわざ求人情報を非公開とするのか?それは「好条件のため応募の殺到を防ぐ」ためです。

好条件案件とは?高待遇は当たり前!?

薬剤師求人で好条件とは例えば以下の事を指します。

  • 残業なし
  • 土日休み
  • 年収700万円以上
  • 高時給(時給3000円~)
  • 駅から近い

このような求人案件は非常に人気が高いため、1つの求人案件に対して応募が殺到してしまいます。するとアドバイザーが対応しきれなくなります。転職アドバイザーの仕事は「転職希望者の要望に沿った求人を紹介し、転職を成功させること」です。なので、質の高いサービスを提供する必要があります。

そのため、一人ひとりにじっくりと向き合うことが必要となるため、好条件の案件を非公開とし、応募者の数を絞ることで、一人ひとりに質の高いサービスを提供することができるようになるのです。


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